2007年05月14日
四面背割りとヤング係数
先週上棟現場の無垢桧の柱です。当社では柱に桧や杉を使っていますが、全てに曲げヤング係数と含水率を一本一本検査し、ナンバリングされたものを採用しています。
曲げヤング係数(E)とは木材の力学的性質をあらわすもので、その名の通り曲げたわみ量から木材の強度を表しています。
ヤング係数の値は、木質構造物の設計をする上で、最も重要な情報です。当社では木造2階でも構造計算を行っていますが、桧の場合、E-90等級を計算条件としています。勿論、その基準を上まわる強度の柱も多く入っています。この写真のようにE-110も多く、E-130というツワモノまで結構入っています。構造計算で安全率をとり、実際の施工では+αの材質を用いる事がより高い安心をサポートしてくれます。
またこの柱の特徴は、4面に浅いスリットが入っている「4面背割り」柱と言うものです。通常、桧は背割りという切れ目をわざと入れて乾燥収縮によるランダムな割れを防ぐ対策をしています。普通はその柱の一面に芯まで大きな背割りを入れていますが、年数を経過するとその割れが5,6mm程広がったり、歪んだりして様々な支障を起こします。それらを安定させる為の方法が4面背割りです。歪みや不安定な割れを防ぎ、従来の背割り柱よりも20%程強度も上げられる事が出来るのです。
6月上旬に予約制ですが構造見学会も予定していますので告知をお楽しみに!
なかなか順位が上がりません・・記事書いてないので当然ですが^^;
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この記事へのコメント
りおは昨日と今日にかけて上棟です。
パイプにあしをかけながら、内緒でそぉっと三階の足場に登ってみました。
心臓が強くないと、勤まらない仕事ですね。
景色は良かったのですが、風を強く感じて驚きました。
命をかけて(!)仕事をしてくださる建築業の皆さんにに改めて感謝いたします。マイスターもこれからのたくさんの方たちの夢の実現のため、くれぐれもお怪我のないように…。
何かあっては大変ですので気をつけてくださいね。
無事上棟のようで何よりです。
建築の作業は本当に危険と隣り合わせです、おっしゃるとおり命がけですね。私も以前足場から落ちて肋骨が逝ってしまったことがあります。
最近はナマケモノのようにゆっくりと足場をつたっていますよ^^;
筋かい金物に至っては右左があるようで、図面と照合しながら正しくつけるだけで車酔いしそうです。一日中、固定し続けて、参ってしまいそうな数があるのですね。
マイスターのご家系は、本当に強靭な精神力をお持ちですね…。尊敬してしまいます!!
「参った〜、こんなにあるのかい!」と言いながら一所懸命頑張ってくれています。
りおさんのお宅もほぼ金物は終了したのではないでしょうか?これからどんどん形になるのが楽しみですね!






