2007年11月
2007年11月25日
お世話になる気持ち
一週間遅れではありますが、横浜栄区でI様の地鎮祭が行われました。
早朝の竹取りは私の仕事ですが中々良さそうなのが無くて手間取ってしまいましたが現場での地縄出しも間に合いました。

ご主人様による鍬入れの儀式です。大変気持ちがこもっていましたね^^。お子さん方も玉串奉天の儀式で二礼二拍手一礼もしっかりとされていました。
おまけですが弊社社長の奉天も一枚。
地鎮祭は字の通りで言うと鎮めるという事ですが何も悪いものを抑えるという事ではなく、誠意をもって御挨拶とお世話になるというこちら側の気持ちが大切にする儀式だと思っています。
気持も引き締まったところでしっかりと工事を進めていきます。I様、おめでとうございました。
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2007年11月22日
施主さんの珪藻土塗り
前の記事の鎌倉の現場の内部ではお施主さんのDIYによる珪藻土塗りがありました。
ご夫婦で洗面室とトイレを2つと小さい部屋だけでしたが、慣れない目地処理やマスキングをした上で、珪藻土をコテ塗り放し仕上げをしている所です。
おおらかに塗っていくご主人と緻密に時間を掛けて仕上げてくる奥様・・、見比べながら・・・
「性格が出ますね〜^^;。」
とご主人がポツリ・・^^。
確かに絵や書と同じで素人の方ほど性格や感情が仕上がりに現れますが・・それも一興。
実はこの数日前から家内部全体の木部を蜜蝋ワックスをDIY塗装していたのです。トータルで丸一週間お休みを取ってのハードなお仕事です。さすがに途中クタビレていらした様でしたが・・・、それにしてもご主人様、さすがに左利きですね!器用です。同じ左利きでもどこかの工務店の専務とは大違い(爆)。塗装や左官も日曜大工同様、勘の良い方とそうでない方がおられますので(苦笑)。
攪拌機で粘りのある珪藻土と格闘している横顔だけご紹介します。
珪藻土は強アルカリ性なので粉状を吸い込むと粘膜へ刺激が強いのでマスクが欠かせません。我々は慣れっこですが良くありませんね〜。

ご主人だけでは味気ないので(苦笑)美人奥様の奮闘も載せておきましょう。コチラもマスク付き横顔までとさせていただきます^^;。
仕上がりは・・・まだ撮っていませんでした^^;。写真だと狭いところなので分かりにくいんです、と言う事でご興味ある方、お施主様のご苦労話が聞きたい方はお問い合わせください^^。
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2007年11月19日
戒め
今日の朝日新聞の天声人語は身が引き締まる内容だった。
偽装表示で世間を賑わしている「吉兆」。小さな店から苦労して指折りの料亭に育てた故人、初代の晩年の一言は・・
「商売はお金より、いいお客に恵まれることの方が大事だ。」
工務店業界もまさにその遺訓の通り。ここ数年、若輩ながら私もその大切さを痛感しています。日々念頭に置いて努めているつもりですが、初心に帰る事を忘れてはいけませんね。
私にとっては良い「戒め」の朝となりました。
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2007年11月15日
そとん壁 その弐
さて今日はそとん壁の上塗り&仕上げのお話。
これは下塗りを終えた状態ですが、この一見モルタルのようなこの火山灰が特許を取っています。通気性があるのに防水性があるというこの建材ですが実は上塗り材は水がしみてきてしまいます。ですが強烈なシャワーテストをしてもこの下塗り材の表面2mmのところで水が止まるという重力との置き換え原理の法則を使った部分が特許だそうです。
100%自然素材の為、藻やカビが生えにくく、色あせが非常に少ない利点も持っています。と良い事尽くめのようですが現実はそのようにうまくは行きません・・^^;。理屈と結果が揃わないのが建築の世界だと思ってますので(笑)
でもそう言いながらもそとん壁の性格はなかなかです。今回の仕上げパターンは「掻き落とし」。非常に手間が掛りますが懐かしいリシン掻き落としの彫を深くしたような風合いは素朴な仕上がりです。
さて脱線はこの辺にしておいて・・
上塗りの様子です。厚さ8mmでしっかりと平らに塗りつけていきます。硬めの塗りつけなので手首が非常に疲れるようです。あまり何度も押さえていると色むらになりますので素早く上げていきます。この辺は自然素材の気難しさですね。

ある程度水が引いた頃(2〜3時間)に剣山のような道具でガリガリと表面を均一に削っていきます。削りむらをいろんな角度からチェックしながら地道に続けます。塗り付け以上に時間がかかる作業です。
下に居るとまるでヒョウが降っているような天気です(苦笑)。下で掻き落とししている職人はカッパにマスクと完全防備です。
下には本当に降った火山灰のように2,3mmの粒が掻き落とされて降り積もります。塗りつけて、また落として・・贅沢な仕上げです(苦笑)
全部掃除して集めるのですが、土嚢袋で30体になりました。皆工夫していろいろな用途に使っている例もあるようです。画期的なもの無いかな〜。
室内の珪藻土等と同様に非常に乾くまで時間が掛ります。2日間は雨に当らないようにするので場合によっては足場にかけて養生する事もあります。今回はしっかりと養生させられました・・(苦笑)
本当の自然素材は出来るまでに本当に手間が掛ります・・・^^;
その分しっかりと恩返ししてもらいましょうかね(笑)。
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2007年11月12日
そとん壁 その壱
鎌倉のお宅では外壁仕上げに100%自然素材の火山灰白州「そとん壁」を採用しています。
透湿性のあるモルタル専用シートを張った上に頑丈な高さ8mmの波ラスを張ります。関東では珍しい横張になっていますが木質合板下地の反りに効果を発揮するようで今回取り組む事としました。
左官屋さんは貼りにくいので大変だとは思いましたが嫌な顔一つせずに奇麗に施工してもらいました。
割れ止めの為に入れるサッシや配管等の開口部補強も万全です。有ると無いとでは大違いです。
この後に下塗りを10mm厚さで塗りつけた上に仕上げ塗りとなります。今回の仕上げパターンは「搔き落とし」です。その様子は次回ということで・・。
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